パパラギの里について

岩手県の中心より少し北、玉山は渋民の入り口にパパラギの里はあり、自然に囲まれ、人里にもそう遠くない場所に十数人が暮らしている 春の優しさ、夏のさわやかさ、 秋の美しさ、冬の厳しさ・・・ 四季おりおりの中で小鳥は歌い、木々の緑に人は癒される 里には鍵がなく、いつでも誰をもうけいれる お互いがお互いの人格を完全に認め、自然の叡智にならって それぞれが自分らしく、大らかに生きる 道を求めるもの、疲れた者も 助け合い、喜び・悲しみも分かち合い おのれの生命をほがらかに謳いあげるのだ 永遠に創りつづけられる里 その新鮮さを次に知るのは、きっと「あなた」ではないだろうか?

「パパラギ」とは?

 この美しい響きの言葉は元来サモア島の言葉に由来し、「天から降ってきた人」つまり島に初めて来た白人のことです。 白人は、島民が実に平和で助け合いや分かち合いをしながら暮らしていることに驚き、お礼に酋長を西洋に招きました。 酋長は、都会の人々の暮らしを「窮屈な身なりをして変な石(お金)にしばられているかわいそうな人たち」と感じ、島民に伝えたのです。 「自分たちは、ゆったりと平和に分かち合って、なんと幸福だろう」と。 私たちもその白人と同じようなもの。自戒を込め、「知足」と助け合いをする新しいパパラギを目指し、命名したのです。

マーク、ロゴについて

ロゴマーク パパラギの里の"マーク・ロゴ"は、このようにして誕生しました。

ある日、里の人々は思いました。
「この里の顔が欲しい」と。
そこでさっそく、町に住む図案家に相談しました。
彼は里の暮らしや人々の活動を聞いて、考え、伝えました。
「この里のマークやロゴは、皆の協働で創るべきです」と。
やがて、里の人々の百点を越す作品が集まりました。
それらは"文字"であったり、"点"や"線"や"輪っか"であったりと、
小さくてもそれぞれに個性が輝き、大らかでほのぼのとして、
まるで銀河の星々のようでありました。
受け取った町の図案家は、里のイメージを想い描きながら、
作品群の中からひと際光る部分をいくつか取り出し、
それぞれが一層輝ける宇宙を模索しました。
やがてそれらは対となる二つの形に形成されていきました。
一つはシンボルマーク(=里の象徴)に、
一つはロゴタイプ(=創作書体)に。
"線"は田園の稲穂やススキ、野辺の草花、遥かな山並。
"点"は大空と星や野の花、ホタル――。
そして"文字"は里の皆の想いがたくさん集まって、
優しく笑顔で語りかけるような姿になりました。
こうして“マーク”は大きな宇宙(そら)を背景に、
自然と共生し、皆の心を癒す故里のイメージを、
“ロゴ”は平仮名で、
人を思いやる優しいメッセージを秘めて、
ともにパパラギの里の顔になったのでした。

共同制作/パパラギの里の住人たち
町の図案家/及川遊墨民

里の活動

青少年の自立支援  不登校や引きこもり等の青少年に、里での共同生活や労働奉仕を通して 基本的な生活習慣を学びながら、社会復帰への意思を醸成させる等の自立支援活動を行っています。 青少年との対話
高齢者の受け入れ  身寄りのないお年寄りが、里での青少年との共同生活を通して、自らの存在を実感する等、 心豊かな生活を実現していくための支援活動を行っています。 高齢者の受け入れ
体験研修  こころの勉強や芸術活動をされたい方、里での生活を体験されたい方などをひろく受け入れております。 畑仕事体験
出版活動  小冊子『パパラギの里』を月1回発行しております。見本誌を送呈いたします。事務局までお申し出ください。 小冊子『パパラギの里』
芸術・文化活動  詩と音楽の夕べ、協賛者による書画、工芸等の展示会、ピアノのレッスン等を行っております。 また、農作、慰問、清掃奉仕なども承っております。事務局までお問い合わせください。 芸術活動の様子